ヘビの飼育方法と飼育器具を紹介 part3

ヘビの給餌について

ヘビの餌の与え方

まずはヘビを飼育した時の給餌をイメージしてもらうために補食動画を貼りました。一応閲覧注意なので、再生ボタンを押す時は注意して下さい!

コーンスネークの餌食

モルカンパイソンの餌食

中型〜大型のヘビの給餌は迫力があります。迫力しかありません。手噛まれたら悲惨です。この動画を最初に見て頂いた理由は、飼育した個体が気性の荒い場合、10年も20年もパートナーとして付き合っていかなければなりません。幼体の頃はおとなしくても突然性格が変わると言う事も考えられるのです。ヘビという爬虫類を理解した上で飼育に望む必要があります。そのリスクを少しでも減らすために、初心者の方はコーンスネークやボールパイソンからの飼育がオススメです!

では本題の餌の与え方を具体的に説明していきます。理想は生き餌を毎回与えることですが、手に入れる手間や餌がヘビを傷つけ拒食に至る等リスクが多いため、冷凍した餌を与えられるようにしておきましょう。冷凍ストックの餌を与えるときに注意する事は完全に溶けてから与える事です。半解凍で与えてしまうと腹を冷やしてしまい、餌を吐いてしまったり消化不良をを起こして体調を極端に落としてしまいます。マウスやひよこ等の恒温動物を与える時は、必ず彼らの体温になるまでお湯で温めてから与えましょう。与える際はピンセットで餌を挟み個体の前で動かしてあげます。ヘビは臭いと温度、獲物の動きで獲物を捕らえるのですぐに反応してくるはずです。

餌を与える間隔

餌を与える回数ですが、恒温動物を与える場、成体であれば個体のサイズに合わせたマウスやラットを週に1〜2回程度幼体であればピンクマウスを週に2〜3回与えます。餌を与えるタイミングとしては糞を確認できたら与えましょう。変温動物を主食とするヘビはかなりの量を食べるため、給餌量が少ないとやせて死んでしまいます。成体でも週に2〜3回、幼体であればほぼ毎日与えましょう。

ヘビのエサの種類

ヘビはほとんどの種類が完全な肉食性で、餌の種類は大きく分けて2つに分かれます。

① 恒温動物(マウス、ウズラなどの哺乳類や鳥類)を主食とするヘビ

ボア科、キングスネーク、コーンスネーク等

② 変温動物(カエル、金魚などの両生類や魚類)を主食とするヘビ

水ヘビ類、ガータースネーク、アオムチヘビ等

ヘビのほとんどは①に分類されます。②のヘビは変温が本来の食性であっても、マウス等に餌付けができれば栄養的にも問題が少なくなるため、できれば恒温動物の餌に変えてあげましょう。本来の食性である変温動物を与える場合は与える回数も増えてきます。

・マウス

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マウス=ハツカネズミのことを指しますが、生まれたてのピンクマウスから大きさによってファジー、ホッパー、アダルトと呼び名が変わり、ヘビの大きさに合わせて与える事ができます。基本的には冷凍してあるマウスをお湯につけたり、自然解凍してから与えます。冷凍のままや解凍が中途半端だと消化不良で体長を崩してしまうので気をつけましょう。栄養価が高く、価格は大きさによりますが1匹100円〜300円程度です。冷凍保存できるのでエサの維持も楽ちんです。

・ウズラ

マウスの代替食として用います。一般的にはヘビの餌には冷凍のマウスが使われるのですが、ウズラはマウスと比べると「安価」で売られていることが多く、餌のバラエティーを増やしたいときに与えると良いでしょう。値段はマウス一匹100円に対し、30円〜50円程度で販売されています。幼体のヘビであればウズラをあげた方が安く済みますね。ただ、その分栄養価はマウスの方が高く、成長期の個体にはできるだけマウスを与えた方が良いと思います。

・小魚、カエル等

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水棲傾向の強い水ヘビ科の個体やガータースネーク等に与えます。変温動物の餌としては、金魚、カエル、トカゲ等を与えますが、栄養価がそれほど高くないため成体の個体は与える回数が増え餌の維持に手間がかかります。

ヘビの拒食の要因とその対策

ある程度爬虫類の事、ヘビの事を調べていくと、蛇の給餌と言えば拒食が思い浮かびます。ヘビは環境の変化に対する順応性が悪いことと餌のえり好みがあること、神経質で臆病な面があること等色々な理由が考えられます。なにしろ空腹でも食べてくれないので飼育者の頭を悩ませます・・・。まずは下記の項目をチェックし、原因を探ってみましょう。

① ショップでの購入直後で環境に慣れていない

② ハンドリングのし過ぎでストレスを与えている

③ 温度や湿度は適切か

④ 脱皮前

いかがでしょうか?対策としてはまずは環境を整えて、少し落ち着かせてあげる事が重要です。脱皮前だと体色が変化していたり目が白濁しているので脱皮するまで待ってあげましょう。飼育者がストレスを与えている場合は、触りすぎ等でヘビにストレスを与えているケースもよくあるためそっとしておきます。それでも食べてくれない場合は、餌の種類を変えてみましょう。餌が大きすぎたり小さすぎたりしても食べないですし、マウスでは体色の違いや毛が生えているかどうか、しっかりと解凍ができていない等、ささいなことでも食べない場合があるのです。

色々試したがエサを食べてくれない・・・強制給餌の方法

色々試してその個体が好むタイプを見つければいいわけだけれども・・・散々試してみたがどうしても食べてくれない!と言う場合は強制給餌しかないです。まずはその個体の頭よりひとまわり小さい餌を用意します。次にテレホンカードやポイントカード等、折曲がるカードでヘビの口を開け、カードの上から餌を押し込みます。このとき、カードの端で生体を傷つけないように注意しましょう。強制給餌は個体にかなりのストレスを与えます。長い時間行っているとヘビが衰弱し、弱ってしまいますので素早く的確に作業を行う必要があります。

それでも食べなかったり状態が悪い場合はすぐに病院に連れて行きましょう。

参考:爬虫類の病気に対応!爬虫類のための病院リスト33選

ヘビの飼育方法は以上になります。種類、個体の性格によって餌や環境は変わります。その個体のベストを見つけられるよう付き合っていきましょう!

ヘビの飼育方法と飼育器具を紹介 part1
ヘビの飼育方法と飼育器具を紹介 part2

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