フトアゴヒゲトカゲの飼育方法と飼育器具紹介 part2

フトアゴヒゲトカゲの飼育に必要な飼育器具は?

フトアゴヒゲトカゲはオーストラリア東部の乾燥地帯が原産で比較的高温下での住環境を好むためケージ内の温度管理には気を使う必要があります。ケージ含め必要な飼育器具を紹介しますので、飼育する前に必ずチェックして下さい。

飼育ケージ

最初は飼育の要となるケージについてです。個体の住居となりますので慎重に決める必要があります。ベビーサイズの頃は全長20センチほどのフトアゴヒゲトカゲですが、成長は意外に早くあっという間に45センチ程度にまで大きくなってしまいます。そのためケージを購入する際はアダルトサイズの個体をイメージしたものを準備し他方が良いでしょう。その大きさは最低でも幅60センチ×奥行45センチ程度、できたら幅90センチの方が大きくなってからも充分なスペースが確保できるため、個体にストレス無く飼育する事ができるのでオススメです。また、フトアゴヒゲトカゲは平面移動が主なのでケージの高さはあまり気にする必要はありません。

次に注意が必要な点は紫外線やバスキングスポット、プレートヒーター等の保温器具を取り付けられるかどうかということです。そのため、フトアゴヒゲトカゲを飼育している方のほとんどは環境管理を重視した自作ケージか爬虫類専用のケージを利用しています。

爬虫類両生類の専用ケージ

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爬虫類のショップでも見かける前開きタイプのケージです。素材はガラスとプラスチックで前に引き戸や開き戸があるため、餌食や掃除がとても楽になり ます。爬虫類、両生類の類いは上から手を入れられる事を嫌いますのでこのケージはとてもおすすめです。デメリットは他のケージと比べ値段が少しはるくらいです。私もこれを使ってヘビを飼育していますがメンテナンスがとても楽になってペットとの距離が縮まった気がします(笑)

自作ケージ

材木を利用した自作ケージが多いようです。自作ケージのメリットは2つ。

・自宅のスペースに合ったサイズのケージを作成できること
・費用を抑えられること

作成する行程も楽しめるのでオススメです。まずはネットや本を見て調べてみましょう。私もアクリル板でケージを作成しましたが、初期投資としてはドリルやトンカチ等の工具にもお金がかかるためかなり安くとまではいきませんでした。制作スペースの無い方や設計に不安な方は既製品の購入をお勧めします(笑)

 床材

フトアゴヒゲトカゲは乾燥地帯の生き物なので床が濡れているのを嫌います。そのため水分の吸収力が高く一番取り扱いやすいキッチンペーパーペットシーツがお勧めです。汚れがわかりやすく交換も容易です。もしペットシーツでは見た目が味気ないなという人は木くずのような素材のウッドチップやクルミの殻でできたデザートブレンドを使うと良いでしょう。

ペットシーツ/新聞紙/キッチンペーパー

爬虫類の飼育で最もポピュラーな床材です。犬、猫用のペットシーツで構いません。汚れ具合がすぐにわかり、交換もしやすく安価なためフトアゴヒゲトカゲの飼育に重宝します。見た目を気にしない方であれば一番のお勧め床材です。キッチンペーパーでも代用する事もできます。

ウッドチップ

ウッドチップは糞尿の水分を吸ってくれるため、掃除する際はその部分のみを新しいウッドチップと交換するだけなので、個体にストレスを与えずスムーズにメンテナンスする事ができます。ケージのサイズにもよりますが、全体的に汚れてきた場合は全てのウッドチップを新しいものに交換してあげましょう。ウッドチップ にも様々な大きさがありますが、小さ過ぎると誤って飲み込んでしまう場合もあるため個体に合わせた少し大きめのものを選びましょう。

デザートブレンド

フトアゴヒゲトカゲは砂漠に生息している生き物です。デザートブレンドを使用する事で野生に近い環境で飼育することができます。フトアゴが誤って食べてしまったとしても消化されるため個体に優しい床材で、クルミの殻を砕いた素材を使っています。排泄物も見つけ易いため部分的に掃除 をしてあげましょう。水分を含んでしまうとカビる恐れもあるので、水こぼし、糞周りは綺麗に取るよう心がけましょう。

シェルター、水入れ、餌入れ

ケージ内には飼育するフトアゴヒゲトカゲの大きさに合ったシェルターを設置します。クールダウンや夜間は眠るフトアゴにとっての寝床となります。水入れは水浴びや脱皮前に脱皮殻を柔らかくするためにも使われます。野菜を食べる個体であればそこから水分を吸収することができますが、食べない個体は水入れから摂取します。最後に餌入れですが、底が深い物を置いてしまうとベビーやヤング個体は食べられないため、スロープのある浅い餌入れを用意しましょう。

紫外線ランプ

ヘビやヒョウモントカゲモドキのような夜行性の爬虫類と違い、フトアゴは砂漠で昼間活動する生き物です。そのため必要になるのが紫外線の出る照明です。フトアゴヒゲトカゲは餌のカルシウムを吸収して体内でビタミンD3を合成するために紫外線を浴びる必要があります。そのために紫外線を発する蛍光灯とライトカバーをケージの上に設置します

フトアゴヒゲトカゲの飼育方法と飼育器具を紹介 part3に続きます。
次章は飼育器具の続きと餌についても触れようと思います。

フトアゴヒゲトカゲの飼育方法と飼育器具を紹介 part1
フトアゴヒゲトカゲの飼育方法と飼育器具を紹介 part4

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