ヘビの飼育方法と飼育器具紹介 part2

ヘビの飼育方法の続きになります。今回は飼育器具について具体的に書いていきたいと思います。地上性と樹上性の2パターンに分けて紹介しているので、是非参考にしてみてください。

ヘビの飼育に必要なおすすめ飼育器具は?

この項はヘビの飼育に必要不可欠な飼育器具について説明していきます。現在様々な飼育器具が市販されており、ヘビにとって良い環境が作りやすくなっています。また、前述しましたがヘビは爬虫類の中でも飼育器具がコンパクトなので、その分質の良い飼育設備を準備してあげましょう。

飼育ケージ

地表性のヘビ

ヘビの飼育ケージは爬虫類用のケージまたはプラケースなどを用意しましょう。ケージのサイズですが、例えば全長120cmになるヘビでも、ほとんどはとぐろを巻いて生活するため床面積はとぐろを巻いたときの3〜4倍程度の広さで問題ありません。具体的なケージのサイズですが、60cm×45cm程度のケージが良いでしょう。2mを超えるニシキヘビ等は90cm以上のケージが必須です。初心者の方はメンテナンスや脱走の可能性も考えると、丈夫で通気性も良い爬虫類用の前開きのケージが良いでしょう。私が使ってみて飼育がし易かったケージはコチラ⬇

樹上性のヘビ

樹上性のヘビの場合、床面積よりも高さが重要になります。また、ケージ内には飼育するヘビの大きさに合った太さの止まり木をレイアウトします。人工の止まり木も様々な製品が市販されているのでそちらを利用しても良いでしょう。止まり木と同様レイアウトに使用する観葉植物は 彼らにとってストレスを溜めないための必要不可欠なアイテムになります。生きた植物が無理ならプラスチック製の人工植物でも問題ありませんが、できれば本物の植物も一緒に入れた方が湿度調整もでき一石二鳥です。止まり木や観葉植物はしっかり固定してヘビが怪我をしないような環境を整えましょう。オススメのケージはコチラ⬇

保温器具、サーモスタット

保温器具は基本的に昼の暖かさを作る保温球とプレートヒーターの2つが必要です。昼夜の温度管理を自動的に行うために必要なサーモスタットも準備しましょう。プレートヒーターのサイズはケージの3分の1〜半分が目安となります。保温球はケージ内に設置する場合個体が火傷しないようシャトル(保温球のカバー)をつけてあげると良いでしょう。設置イメージはこんな感じ⬇

オススメの飼育セットはこちら⬇

シェルター、止まり木、観葉植物

ケージ内には飼育するヘビの大きさに合ったシェルターを設置します。その個体がとぐろを巻けるくらいの大きさがちょうど良いでしょう。また、樹上性のヘビには止まり木や観葉植物をレイアウトして上げましょう。

                   こんな感じ!

 床材

ヘビは肉食性の動物です。排泄物の大きさは小型種で小指の第二関節程、大きい個体は親指程の大きさで、放っておくと強い臭いを放ちます。またダニなどの発生原因にもなりますので、メンテナンスをしやすい床材を選ぶ必要があります。いくつかの床材をまとめましたので個体に合った床材を探してみて下さい。

・ペットシーツ/新聞紙/キッチンペーパー

ヘビの飼育で最もポピュラーな床材です。犬、猫用のペットシーツで構いません。汚れ具合がすぐにわかり、交換もしやすく安価なためヘビの飼育に重宝します。新聞紙やキッチンペーパーでも代用する事もできます。

・ウッドチップ

ウッドチップは糞尿の水分を吸ってくれるため、掃除する際はその部分のみを新しいウッドチップと交換するだけなので、個体にストレスを与えずスムーズにメンテナンスする事ができます。ケージのサイズにもよりますが、全体的に汚れてきた場合は全てのウッドチップを新しいものに交換してあげましょう。ウッドチップにも様々な大きさがありますが、小さ過ぎると誤って飲み込んでしまう場合もあるため個体に合わせた少し大きめのものを選びましょう。

・デザートブレンド

デザートブレンドはヘビが誤って食べてしまったとしても消化されるためヘビに優しい床材でクルミの殻を砕いた素材を使っています。排泄物も見つけ易いため部分的に掃除をしてあげましょう。水分をあまり必要としない種類(セイブシシバナヘビ、サンドボア等)に使用します。水分を含んでしまうとカビる恐れもあるので、水こぼし、糞周りは綺麗に取るよう心がけましょう。

・パームマット

パームマットは爬虫類用の床材で、原料は天然ヤシを細かく砕いたものをになります。この床材も生体が食べても安心の繊維素材になります。乾燥した環境を好む生体にはそのまま、高湿度を好む生体は霧吹き等で少し湿らせてから使用してあげて下さい。この床材は脱臭、吸収力に優れており、使用後は燃えるゴミとして廃棄できます。ただ、排泄物が見つけにくく、寄生虫が湧き易いのでこまめにメンテナンスしましょう。

・人工芝

以前ウッドチップを利用していましたが、今はこの人工芝を利用しています。緑色以外の色も出ているのでレイアウトも雰囲気が出ます。(ちなみに私はグレー)ケージの床のサイズに合わせてカットし、芝の下にペットシーツを敷きます。掃除する際はペットシーツの交換と糞の部分を洗って戻します。人工芝は脱皮不全予防にもなりますし清潔なのでオススメです!

                                         グレーの芝!

水入れ、ピンセット

ヘビは水が大好きです。水入れは、ヘビの水分補給や体温調節、脱皮の手助け等に用いられます。ヘビがとぐろを巻いて収まるくらいの大きさを選びましょう。ピンセットは餌を与える際に利用します。手で与えようとすると牙があたって怪我をしたり、餌ではなく手に噛み付いてくる事があるので少し長めピンセットを使いましょう。

ケージ内の温度と湿度管理

ヘビの飼育は簡単といっても温度管理は必要になります。特に幼体は餌の食いが悪くなったり、拒食の原因となりますので注意が必要です。基本的にどの種類でも日中に25度前後を標準として飼育します。ボールパイソンなどは若干高めの28度くらいが良いでしょう。ほかの種類でも幼体は成長を促す意味で、26〜28度と少し高めに設定しても問題ありません。飼育器具の設置ですが、ケージの下にプレートヒーターを敷き、ケージ内には保温球を入れて温度を保ちましょう。さらに昼と夜で5度前後の温度差をつけてあげると良いでしょう。夜間は20度くらいが目安です。次に湿度ですが、ヘビの種類によって異なります。乾燥地帯に棲息するヘビであれば水入れがあれば問題ありませんが、熱帯雨林に棲む樹上性のヘビには通気性のあるケージで1日に1回霧吹きでケージ内を湿らせてあげてください。

ヘビの飼育方法と飼育器具を紹介 part3に続きます。
最後の章はヘビの餌と拒食について書きます。

ヘビの飼育方法と飼育器具を紹介 part1

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