チレコドン・ブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)の育て方

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チレコドンブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)接写

栃木の植物園にてその奇妙な容姿に一目惚れした購入した冬型の植物です。ネットや本でも情報が少ないため、基本的な育て方を掲載しますが栽培方法の改善点や気付きは都度アップデートしていこうと思います。




チレコドン・ブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)について

チレコドンブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)

チレコドン・ブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)

科・属名:ベンケイソウ科 チレコドン属(Tylecodon)
学名:チレコドン ブッコルジアーナ、チレコドンブックホルジアヌス(Tylecodon buchholzianus)
園芸名/流通名:ブッコルジアーナ、ブックホルジアヌス

幹となる部分は灰色〜黒色で枝先には赤い成長点が点在し、ここから多肉質な細長い葉を数枚茂らせます。最大でも高さ20〜30cm程度にしかならず、成長が遅いため国内で大きな個体はあまり見かけません。また枝がもろく小さな衝撃で折れてしまうため、取り扱いに注意が必要です。鉢が倒れたら粉々ですね・・・ただ挿し木で増えるため折れたら土に植えて増やしましょう。花は休眠に入る手前、季節でいうと春にピンクの綺麗な花を咲かせます。

 

チレコドン・ブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)の育て方

育て方の注意点は第一に慎重に扱うことです。原産がナミビアと南アフリカの乾燥した地域で自生するため、あまり水を与える必要はありませんが、与える際に水圧で折れてしまう(その位モロい!)可能性があるので根元に直接与えるか腰水してあげたほうがいいかもしれません。日光は大好きなので徒長を防ぐために日当たりの良い場所に鉢を置いてあげましょう。寒さにも強く最低気温5度程度まで、夏は日陰の涼しいところで管理。

 

ブッコルジアーナの育て方まとめ
生育型  冬型種 鉢の置き場所  日当たり風通しの良い場所
生育適温  5〜20℃ 水やり  少なめ、夏は霧吹き程度
成育期  11月〜3月 肥料  液体肥料を週1回
成長速度  遅い 値段  5000円〜
植え替え時期  9月〜3月 希少性  ★★★

※スマホの場合表は横スクロール

チレコドン・ブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)

の栽培記録

チレコドンブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)接写

チレコドンブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)接写

栃木からよく枝を折らず東京まで運べたなと自分を褒めてます笑もう葉が少しづつでてきていて購入のタイミングで小さな鉢から植え替えたので発根は確認済みです。日光と水のやり過ぎに気をつければ横へと枝を広げつつ、枝間の詰まった個体へと変化してくれるよう辛目に育てます。

 

購入時の状態
実生 現地球
根の状態  発根済み 購入経路  店舗

※スマホの場合表は横スクロール

チレコドンブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)接写2

チレコドンブッコルジアーナ(Tylecodon buchholzianus)接写2

花が咲いた形跡が今も残っています。この地味な枝色にピンクの花を咲かせる姿で早くお花見したい・・・動き(この子は遅いですけど)があれば随時更新していきます。

 

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