今回は飼育しているベルツノガエルの飼育ケージの汚れが目立ってきたので新しい飼育環境の準備と設置までの過程をまとめてみました。ベルツノガエルは小さなケージでも終生飼育のでき、その愛らしいフォルムと飼育コストの面でも人気のあるエキゾチックアニマルです。
現状のベルツノガエルの飼育環境
うちのベルツノガエルは飼育してから8年が経ちます。最初は10円玉サイズが今や拳台にまで成長し、玄関で番犬ならぬ番カエルとして我が家を見守っています。(鳴きも動きもしませんが・・・)そんなベルツノガエルの飼育環境ですがコチラ。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。最初の1、2年は小さなプラケースでその後6年あまりは16cm四方のキューブ水槽で飼育しておりました。掃除の際は毎回激落ちくんを使っているのですが頑固な汚れはそう簡単に落ちません。ベルツノガエルもそろそろ引っ越しをさせてあげようと今回飼育環境を一新します。以前の記事でもベルツノガエルの飼育方法は紹介していますが、今回用意したものを記載しました。
ベルツノガエルの飼育で準備するもの
① ケージ
→今回は現状の水槽より一回り大きい20cmのキューブ型水槽を購入しました。高さも少し床面積と高さが増すのでベルツノガエルがのびのびと育ってくれるはずです。
② 飼育用土
→以前は鉢底ネットしか敷いていませんでしたが今回は「FROG SOIL(フロッグソイル)」というツノガエル専用の用土を使います。ツノガエルの特性として擬態するため環境によって体色が変わります。変わらない子もいるようですがツノガエルの種類によっても異なります。例えばクランウェルツノガエルの場合成長するにつれて茶色が強くなってくる個体が多いようです。色揚飼料なるものがあるようなので体色を気にされる方は与えてみるのも良いのではないでしょうか。
言い方は悪いですが本当に色が上るか実験結果をブログにしたいですね・・・検討します。ちなみにうちの子はベルツノガエルですが体色は茶色一色です。お迎え当初はグリーンが綺麗な子だったのですが。黒いソイルによる体色変化も更新できればと思います。
③ ケージの蓋
通常のプラケースや爬虫類用のケージであれば問題ありませんが今回購入したガラスケージは高さ20cmで蓋も簡易的な作りになっています。基本的には動かないので逃げ出すようなことはないのですが、以前暴れた際にケージから這い出たことがあります。飼育環境を構築後、必要であれば検討します。
ベルツノガエルの飼育環境の作り方
今回私が行う新しい飼育環境は本当に簡単です。(前回も簡単でしたが・・・)まずはケージを用意します。ガラス水槽は重いので安定した場所で行なってください。
次にガラス水槽の蓋を外し飼育用土を入れます。今回使うフロッグソイルはベルツノガエルの体が半分埋まるくらいの厚みをケージ内に敷く必要があります。うちのベルツノガエルはアダルトサイズなので3,4cm程の厚みが必要です。20×20の水槽だと1kg程の土が必要になりました。
次にフロッグソイルを湿らせます。この時ケージ内に水が溜まったりソイルが水に浸らないよう注意しましょう。ちなみに私は入れすぎて少し捨てました・・・。これで準備完了、生体をケージ内に入れて飼育環境に慣れるのを待ちましょう。
うちの子は慣れるまで時間が必要ですね。ただ暴れまわるベルツノガエルを観察しているとジャンプしても蓋まで届いていなかったため、一旦現状の簡易的な蓋で様子を見ることにします。底俄然飼育環境と違い土がクッションになっているためジャンプに高さが出ないのかもしれません。
そろそろ落ち着いてほしい・・・
気づくと埋まってました。以上で飼育環境の準備から完成までになります。殺風景なケージを華やかにしたい方はケージ内に観葉植物を入れても問題ありません。ただその際はベルツノガエルにストレスにならないよう大きめのケージで飼育してあげましょう。