今回はオオトカゲの中でも初心者の飼育し易いサバンナモニターの解説です!全体的に丸いフォルムがたまりません!
サバンナモニターの原産地
サバンナモニターはアフリカ大陸西部から中央部にかけて広く分布し、名前の通り乾燥したサバンナ地帯に生息しています。地表性の中型のオオトカゲで、乾季には巣穴に潜って休眠し、雨期の間に餌となる昆虫や小型の哺乳類を求め活発に活動をします。
サバンナモニターの特徴
サバンナモニターは国内ではポピュラーなオオトカゲで、爬虫類飼育の入門種として親しまれています。全長は1mを超えることは稀で、オオトカゲの中でも小さめです。ただ頭部や四肢、胴体はがっしりしており太くて迫力満点です。幼体時には体の斑点と尾のバンド状の模様がはっきりと見られ、成体になるにつれ薄れていきます。体色は濃い茶色からハイポメラニスティック、目の色が黒目と赤目の個体もいます。同じアフリカに棲息するアフリカンロックモニターと混同する方も居るようですが似て非なるトカゲです!
サバンナモニターの幼体
ハイポメラニスティックの個体
アフリカンロックモニター
サバンナモニターの可愛いポイント
動画で紹介!
何と言ってもおとなしい性格と丸いフォルム!
散歩だってできちゃう!
サバンナモニターの飼育
管理温度:30度前後
紫外線:UVB灯
主食:コオロギ・マウス
最大サイズ:90cm程度
寿命:10年〜15年
値段:¥15,000〜¥50,000
フトアゴヒゲトカゲと飼育方法はよく似ているので下記を参考にしてみて下さいね!
アフリカに棲息するオオトカゲなので、霧吹きや水入れは大きい物を用意する必要はないでしょう。(動画のように温浴が好きな個体も居るみたい)樹上性のオオトカゲは木登りのために鋭い爪がありますが、サバンナモニターは完全な地表性で爪も鋭くありません。性質もおとなしい個体が多いことで、オオトカゲのハンドリングを楽しみたい飼育者には好適です。たまにWCで攻撃的な個体もいるので飼育する前に必ず性格を確かめましょう。オススメは幼体から慣らしていく方法です。ペットショップでは10センチ程の幼体が続々入荷しています。成体は丈夫なので温度管理もそこまで神経質になる必要はありませんが、幼体時はお腹が冷えると体調を崩す事があるため注意が必要です。