今回は爬虫類の中でも人気が高いアルマジロトカゲの飼育方法とその生態や販売価格について書きたいと思います。私も爬虫類のイベントで一度見た事がありますがあのフォルム、本当にかっこいい!ワニと同じくらい憧れる爬虫類ですね・・・
アルマジロトカゲの生態
アルマジロトカゲは南アフリカの砂漠地帯に棲息する体長15cm〜20cm前後の小型のトカゲです。10頭程の群れを作り岩場で生活しています。外敵から身を守る際には岩の隙間に身を隠しますが、逃げ場が無い場合は尻尾を振って威嚇したり、アルマジロのように尻尾を口にくわえて丸くなり防御姿勢をとることからアルマジロトカゲと言われています。
防御態勢をとるアルマジロトカゲ
体は鋭利なウロコで覆われおり、ドラゴンのような容姿で爬虫類マニアには人気の高いペットの1つです。しかし、人気が高いがゆえに最近ではペット目的の乱獲により生息数が激減しています。現在は国際自然保護連合(IUCN)の保存状況評価によって、レッドリストに絶滅危惧種(VU)として指定され、保護活動が行われています。
アルマジロトカゲの飼育方法
・飼育に必要な器具
① 60cm〜90cmのケージ(前方に扉がついているとメンテし易いですよ)
② 床材(目の細かい砂やウッドチップが良いでしょう)
③ 水入れ
④ 保温器具(赤外線ヒーターやプレートヒーター)⑤ 爬虫類用の紫外線灯やメタルハライドランプ
⑥ 流木や岩など隠れ家になるようなオブジェ
⑦ 温度計
ケージ内の温度は25度〜30度を保ち、ホットスポットは35度〜40度で管理します。
ただ生息域が砂漠で寒暖差が大きいため夜は保温器具を切り、温度を20度前後に下げましょう。
・アルマジロトカゲの餌
アルマジロトカゲは肉食性のトカゲです。飼育下ではコオロギやミルワーム、デュビアといった昆虫を与えます。昆虫によって栄養価が違うため餌によってカルシウムパウダー等の栄養剤を使ってバランスをとってあげましょう。餌の頻度は1日〜2日に一回で良いと思います。ちなみに私は昆虫が苦手なのでハードル高いです笑
コオロギをぱくぱく
・日常のメンテナンス
餌食以外にケージ内の掃除やたまに霧吹き等をしてあげると脱皮不全を防げるので良いでしょう。掃除は床材の取り替え(数ヶ月に一度)や水入れの掃除、ケージのガラス拭き等です。
下記の記事にも違う種類ですが、飼育方法はある程度同じなので参考にしてみて下さい!
アルマジロトカゲの値段・販売価格
「アルマジロトカゲの生態」でも記載したように人気が高く希少な爬虫類に分類されるため生体の値段は30万円以上で取引されています。数万円〜10万円程度で取引されている個体もありますが密輸である可能性が高く、販売者、購入者共に罪に問われる事になるため注意が必要です。
アルマジロトカゲの寿命は20年以上と言われており生涯のパートナーとなるので信頼の置けるシャップやブリーダーさんから購入する事をお勧めします。