メンテナンス含め記事の整理を行っておりました。仕事柄毎日の更新が難しいかもしれませんが、引き続きエキゾチックアニマルの魅力をまとめていきますのでよろしくお願い致します。
目次
「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展」が3年ぶりに池袋サンシャイン水族館にリニューアルして帰ってきたので行ってきました!3年前の時もレポートにしているので良かったご覧ください。
今回も前回と同じく展示している生物が持っている毒を5段階でわけているようです。
これから紹介する展示生物に関しても毒レベルを書いていますが、
実際の展示で記載されていたレベルを記載しています。
毒の効果が前回よりも具体的に記載されているので恐ろしさ増してますね…
ポルカドットスティングレイ
毒レベル:★★★★
入り口から入って最初に展示されていたのがこのポルカドットスティングレイ。
白色のドットがかわいいですが、アカエイ等と同じく尾の根本に毒棘があります。
ただ、淡水で飼育可能な上に体が丈夫なので淡水エイ飼育の入門として販売されているようです。毒レベル4(緊急搬送での治療を受けないと重症になる)なので、飼育中にウッカリ刺されると洒落にならないと思うのですが、多分、毒棘は抜いているんでしょう、きっと!
チョウセンスズガエル
毒レベル:不明
スズガエルの仲間は化石として発掘されることもあることから、
「生きた化石」とも呼ばれています。
また、カエルはほとんの種類が体の表面に毒を持っていますが(アマガエルも実は有毒)、
このチョウセンスズガエルはその中でも特に強い部類なのだとか。
ただ、あまり研究がされていないのか本展示では毒レベルは不明になっていました。
アップで見ると背中のブツブツに鳥肌が立つかもしれないので、Google検索する時は自己責任でお願いしますね。
ファイヤーサラマンダー
毒レベル:★★★★
ペットとして人気のあるイモリの仲間。
危険を感じると耳の側にある毒腺から毒を相手に発射します。
その特徴からFire(発射)が名前についたそうです。
ただ、調べても「野生個体にしか毒はない」とか
「ペットとして販売する時は毒腺を切除している」とかの情報が出てこないので、
私にハンドリングをする勇気はないです笑
ネコザメ
毒レベル:★★
日本近海にも生息している鮫の仲間。
背ビレのちょっと前に毒棘があります。
江ノ島水族館ではタッチプールに大量のコイツがいて、なんと触ることが可能です。
ただ、特に毒については記載がなかったはずなので、毒棘は切除しているものと思われます。
というか、ネコザメって毒持ってたんですね…(野生の個体を触った経験有り)
ドクウツボ
毒レベル:★★★★★
獰猛な外見とは裏腹に牙には毒を持たず、
内蔵や筋肉等に自衛のために毒を持っているウツボです。
生物濃縮で体内に毒を持つようになると考えられているため、
必ずしも全ての個体が毒を持っているわけではありません。
そのため、一部の地域では食用にもされているそうです。
ウツボ自体は日本でも食べている地域があり、なかなか美味な食材らしいです。
いつか食べてみたいなぁ……。
シマスカンク
毒レベル:★★★★
今回の哺乳類枠はスカンクでした。(前回はスローロリス)
意外と毒レベルが高くてびっくりしたのですが、肛門付近から発せられた毒ガスが
目に入ってしまった場合、一時的に失明してしまうそうです。
その毒ガスについてなのですが、今回なんと臭いを体験することができます。
で、嗅いでみた結果なんですが、
展示用にマイルド思ったより激臭ってわけではなかったです。
例えるなら、都市ガスに付けられている臭いに近い感じでした。
とは言っても、実際の分泌液が嗅げるわけではなく、
匂いのプロフェッショナルが実際に分泌液を嗅いで再現したものです。
その分泌液もサンプリングしてから数年経ったものなので、
想像よりもマイルドに感じてしまうのは仕方ないかもしれませんね。
レポートは以上です。
他にも紹介できなかった生物はまだまだいるので、
みなさんもぜひ行ってみて下さい!
過去記事:【速報】サンシャイン水族館の「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展」に行ってきた!!
イベント詳細
開催期間 | 2017/03/16(木)~2017/06/25(日) |
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開催時間 | 10:00~20:00 ※水族館本館の営業時間に準じます。 ※最終入場は終了30分前。 ※営業時間は変更となる場合がございます。 |
開催場所 | 水族館 (特別展会場) |
料金 | 有料 ■単館入場600円 ■水族館ご利用の方、及び年間パスポートをお持ちの方は400円 ■対象施設・イベントをご利用の方は400円 |